金融商品取引業者の表示/登録・投資助言業/番号・九州財務局長(金商)第12号/商号・Prince-King㈱/加入団体・(一社)日本投資顧問業協会

日経先物・無料入門講座お申込みはコチラ

【衝撃】ウクライナの歴史「踏んだり蹴ったりの弱り目に祟り目、傷口に塩」

政治・経済・世界情勢
Geopolitical concept. Ukraine and Russia military conflict.

今なお止まぬウクライナ・ロシア情勢ですが、ウクライナの歴史をザッッックリとまとめてみました。

日本の常識では考えられないすさまじい人生ならぬ国生

時は西暦1200年、ロシア風味チックな国(キエフ大公国)がモンゴル帝国に侵略されることで分裂したのがウクライナの起源です。

この分裂した国の一つにロシアもあったというわです。

ウクライナはポーランド的な国に侵略されたり、イスラム教の大帝国に侵略されたりとさんざんぐしゃぐしゃにされていました。

一方のロシアは自力でモンゴル帝国による侵略を脱し領土を拡大していき、再度ウクライナ地域を侵略しました。

ウクライナ地域はしばらくこのロシア帝国の領土となりました。

その後19世紀に入り、第一次世界大戦が勃発し、ロシア帝国も参加しました。

ヨーロッパ地域への入り口のウクライナは激戦地となってしまいました。

しかし、大戦前にすでにロシア国民は政府にブチギレていたわけですが、戦争により怒りが最高潮となり大暴れしました。

これが二月革命そして十月革命というやつです。

このように内側から勝手に滅亡したロシアにレーニンが現れました。

レーニンは国民が全員平等に働いて平等な水準で生活する、全員ハッピー(?)なパラダイス国家を作ろうというグループのリーダーでした。

いわゆる社会主義のことです。

しかしこのパラダイスみたいな国家にするためには暴力をいとわないという考えがあり、それに反対する勢力がありました。

それがウクライナらしいです。(スイマセン。この辺曖昧です。)

豊富な農作物が裏目に

第一次世界大戦の方は終わるのですが、ウクライナ地域は社会主義とそれに反対するグループで戦争が起こりました。

ウクライナの地域は土地が豊かで農作物が豊富に取れます。

他国にとっては魅力的な土地なのです。

そしてヨーロッパと大国ロシアの境に位置することから、他国にとっても自分の都合の良いように戦争を決したいわけです。

そんな理由もあり、この19世紀のロシアとウクライナ戦争に周辺のあらゆる国がおせっかいをし始め、無秩序な状態となりました。

最終的にはロシアが反対勢力を抹殺して社会主義国家の一部となったわけです。

ウクライナは農作物が豊富に獲れることからソ連において2番目に重要な地域となりました。

そしてスターリンが登場し、ウクライナで獲れた農作物を全部奪って他国に売りまくろうというビジネスを始めました。

これによってウクライナの数百万人が餓死しました。これをホロドモールと言います。

さらに第2次世界大戦へ

さらにドイツにヒトラーが現れ第2次世界大戦が勃発します。

これにソ連も参加したことでウクライナ地域は略奪・破壊・虐殺が相次ぎました。

そしてドイツがソ連に進行を始めウクライナ地域を攻撃し始めるわけです。

もう踏んだり蹴ったりの弱り目に祟り目、前途多難の絶望の地獄状態です。

ウクライナはソ連の政策によって既に弱り切っていたため、逆にヒトラー勢力を歓迎しドイツの支配下となりました。

そしてナチスのホロコーストによってウクライナにいたユダヤ人は抹殺されました。

その後、ソ連がドイツに反撃し、またまたソ連領土に復活しました。

この時すでにウクライナ国内の死者は1000万人と言われています。(ウクライナの人口1/5)

その後しばらくひと段落するわけですがウクライナ内で原発事故が発生します。チェルノブイリ原発事故です。

放射能により広範囲が汚染され、人間は入れなくなってしまいました。

絶望に絶望を重ね、されに絶望を重ねてきてます。

その後、社会主義の限界によりソ連が崩壊し、現在のロシアをはじめいくつかの国に分裂しました。

この時にやっと一つの国としてウクライナは独立を果たしたわけです。

そして現在独立から30年、ロシアが侵略しているという状況になっているのです。

今後のウクライナ

あまりこういうことを言うと良くないかもしれませんが、ウクライナに生まれなくて本当に良かったと思います。

日本は海に囲まれる海洋国家ですから、大陸国家の戦争の歴史は理解しがたいものが数多くあることでしょう。

歴史は繰り返すといいます。

しかし現代は情報が錯綜しまくっている時代です。

何が真実か、何が正義かは勝者によって決められるわけですが、より良い世界になることを願うばかりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました