バフェットコードとは
バフェットコードとは株式選択ツールであり、企業の収益性や安全性、成長性などを分析することで、投資判断をサポートするサイトです。
企業の財務諸表から、収益性、安全性、成長性などの指標を分かりやすく表記してくれています。
無料にもかかわらず、証券会社のHPや四季報よりも見やすいですし、データも膨大です。
今回はバフェットコードの使い方や特徴について解説し、株式投資を成功させるためのヒントを提供しようと思います。
使い方
バフェットコードにアクセスする
次のリンクにアクセスします。
バフェットコード:https://www.buffett-code.com/
サイトトップページにて気になる企業名や銘柄コードを検索します。
いくつか候補が現れます。
目的の銘柄が見つかったら選択しましょう。
株価指標を確認・比較
銘柄トップページにて、銘柄の株式指標を一覧で確認することが可能です。
銘柄トップの画面左側に「株価・業績・業績予想~」というようにメニューバーがあります。
これら各項目から詳細情報を見ることもできます。
画面下部には類似企業比較の一覧表があります。
各株式指標を類似企業と一括して比較することができのはバフェットコードだけだと思います。
バフェットコードの特徴
株価と適時開示がリンクして見れる
株価というものは世界情勢や国内経済、為替動向など、様々なファクターによって変動します。
変動に特に大きく影響を与えるのが、企業による適時開示情報です。
決算発表や株式分割、新サービスのリリース、合併などといった情報公開のことです。
株式投資を行う上で、売買判断をする際に必ず行うのが過去データとの照合です。
「増配したらどのように株価は動いたのか。」
「業績の上方修正の際は素直に株は上がっているのか。」
「株式分割を行った際の株価はどう推移したのか。」
などです。
これらを確認する上でバフェットコードは非常に便利です。
株価グラフの下部に適時開示されたポイントが表示されています。
カーソルを合わせると、何年何月何日にどんな発表をしたのかが表示されます。
リンクもついているので、即詳細を確認することが可能です。
下図の例は三菱電機が2022年7月28日に2023年3月期第1四半期の決算発表を行ったことが確認できます。
豊富な業績情報
バフェットコードは過去10年間の業績を見ることが可能です。
証券会社のサイトでも業績の確認はできますが、見づらいものばかりです。
四季報ともなれば過去10年のデータともなると月5,500円のプレミアムプランにならないと見ることができません。
データ量も豊富でわかりやすくグラフ化してくれているのはバフェットコードぐらいです。
セグメント別も確認可能
上場企業ともなると、一つの事業だけでなく様々な事業を行っています。
その事業ごとの売上・利益・利益率も確認できます。
業績予想を一覧見れる
企業決算発表の際に、企業をその年の売上や利益を予想し公表します。
投資家にとって企業独自の業績予想は非常に重要なデータです。
注意しなくてはいけないのが、この業績予想は度々修正されることです。
業績予想の上方・下方修正による株価変動に与える影響は大きいです。
赤字転換、黒字転換ともなれば、なおさら強く株価に影響を与えます。
その業績予想の推移を表で確認することが可能です。
未上場企業・外国企業のデータも見れる
バフェットコードでは上場企業のデータだけでなく、未上場の企業の財務データも見ることができます。
「企業の財務情報におけるGoogleを作る。」というサイト運営者の思いもあり、膨大な情報を見ることができます。
また、日本株だけでなくアメリカ株なども見ることが可能です。
注意点
バフェットコードはあくまで株式指標を確認するツールです。
いわゆるファンダメンタル分析に長けたサイトです。
株価データを分析をするテクニカル分析はほぼ活用できません。
テクニカル分析についてはSBI証券のハイパーSBIや楽天証券のマーケットスピード、エクセルといったソフトをお勧めします。
また、バフェットコードはあくまで投資の参考情報であり、投資判断においては、個人の判断力や情報収集力が重要です。
各株式指標の名前とその特徴・活用方法については十分に勉強する必要があります。
まとめ
株式投資において銘柄選定は極めて重要です。
近年はNISAにおいてインデックスを購入するという投資が流行って(?)いるようです。
しかし、この方法は欠陥だらけです。
本来投資としてあるべき姿は、しっかりとした銘柄を選定して売買をすることです。
その銘柄選定の際に強力なツールというのがバフェットコードなのです。
無料でこんなに情報量があって、見やすくまとめてくれている素晴らしいサイトです。
ぜひ活用してみてください。
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